背中から針を刺し、背骨の中に硬膜外カテーテルというチューブを入れます。そこから下半身の痛みをとる麻酔薬を入れ、陣痛の痛みを和らげながら分娩する方法です。

• 陣痛の痛みが軽くなります。
• 眠る麻酔ではなく、上半身は麻酔がかかっていないので赤ちゃんにすぐ会えます。
• 緊急帝王切開を行わなければならないときに速やかに手術に取りかかれます。

• 微弱陣痛による遷延分娩・・・麻酔の影響で陣痛が弱くなり、分娩の進行が遅れる、または停止することがあります。これに対して陣痛促進剤の使用や吸引分娩、場合によっては帝王切開が必要になることがあります。

〈一時的に起こりうる合併症〉

• 下半身の感覚低下　・血圧の低下　・尿意の消失　・かゆみ　・発熱　など

〈まれに起こる合併症〉

• ・頭痛　・神経障害　・感染　・血腫　など

無痛分娩で使う薬剤が直接的に赤ちゃんに影響を及ぼすことはほとんどありません。また、母乳を介して赤ちゃんに悪い影響を与えることもほとんどないと考えられています。

陣痛が始まり、子宮口が5～6cm開いた状態または痛みを感じ始めたら麻酔を行います。
産婦さんの状況によっては、より安全に分娩を行うために＊計画無痛分娩を行う場合もあります。 ＊ 計画無痛分娩・・・分娩の日取りをあらかじめ計画的に決め、陣痛が始まる前に陣痛促進剤の使用や処置を行って陣痛を起こすことをいいます。

• 麻酔標榜医が麻酔を行います
• 24時間、365日対応可能です
• 料金：50,000円（平日、日祝日、夜間問わず同料金）